- ジェレミーブエンディアを破りオリンピア連覇を止めた
- 2020年のミスターオリンピア フィジーク部門優勝
そんなフィジークプロ選手といえば
『ブランドン・ヘンドリクソン』
この記事では、
- プロフィールや経歴
- エピソード
- トレーニングや食事のこだわり
をはじめブランドンヘンドリクソンについて特集をしていきます。
タップできるもくじ
ブランドンヘンドリクソンとは?
ブランドンヘンドリクソン(Brandon hendrickson)は、IFBBで活躍するプロフィジーク選手。
2018、2020年のミスターオリンピアでは2度頂点に輝いたこともある実力者として知られています。
プロフィール(身長/体重 他)
- 出身:アメリカ(シカゴ)
- 身長:172cm
- 体重 :83.9~88.5kg
フィジーク戦歴
開催年 | 大会名 |
---|---|
2012年 | NPC Chicago Wings of Strength 2位 |
NPC Grand Prix 2位 | |
2013年 | NPC Rockford 優勝 |
NPC Junior Nationals 7位 | |
NPC Ironman 2位 | |
NPC Grand Prix 2位 | |
NPC Nationals 優勝(プロカード取得) | |
2014年 | IFBB Denver Pro 7位 |
Tampa Pro 6位 | |
2015年 | IFBB Western Cup 8位 |
IFBB New York Pro 7位 | |
IFBB Denver Pro 4位 | |
IFBB Tampa Pro 優勝 | |
IFBB Mr. Olympia 5位 | |
2016年 | Arnold Classic Men’s Physique 優勝 |
ミスターオリンピア 4位 | |
2017年 | ミスターオリンピア 3位 |
New York Pro 3位 | |
Arnold Classic Ohio 3位 | |
2018年 | ミスターオリンピア 優勝 |
Arnold Classic Ohio 3位 | |
2019年 | ミスターオリンピア 4位 |
2020年 | ミスターオリンピア 優勝 |
ブランドンヘンドリクソンの経歴
幼少期~学生時代
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ブランドンヘンドリクソンが誕生したのは1987年。幼少期は両親と姉とアメリカのシカゴ郊外で過ごしていました。
高校の頃はサッカー・陸上・レスリングと幅広いスポーツをしていましたが、この頃は筋トレをまだ本格的な筋トレをしていたわけではありません。実際、高校の頃の体重は約66kgに過ぎなかったといいます。
高校卒業後は大学でヘルスケアを専攻。学業の傍らでモデル活動をしていました。
宅(タク)
フィジークへの参戦
学生時代を終え数年間、病院での仕事を続けていたブランドンが本格的にフィットネスをはじめたのは2012年。同年開催されたいくつかの大会でコンテストの舞台に立つ楽しさに魅了されていきます。
そんなブランドンが頭角をあらわすまでにはそれほど時間はかかりませんでした。初年度からいくつかの大会で入賞を果たし、2013年時点、つまり参戦2年目に早くもIFBBプロカードを取得しています。
プロデビュー~ミスターオリンピアでの活躍
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▲2015~2018年までのビフォーアフター
プロフィジーク選手としてのスタートを2014年から切ったブランドンヘンドリクソン。年々キャリアを重ね、2016年には権威ある大会、アーノルドクラシックで優勝を果たします。
さらには同年より参戦をはじめたミスターオリンピアではいきなりの4位入賞。翌年も3位と順位を上げ、2018年にはついに優勝を果たしました。
宅(タク)
2019年には日本初開催となるIFBBプロのフィジークコンテスト”JAPAN PRO”に参戦。JINやキング湯浅を筆頭とする日本のプロフィジーク選手を打ち破り優勝に輝いています。
ブランドンヘンドリクソンの噂&エピソード
クラシックフィジークへ転向の可能性?
並外れたバルクが特徴であるブランドン。
バルクは強みである一方年々サイズアップとともにメンズフィジークの枠に収めるのが難しくなりつつあるのも事実で、1つ上の階級クラシックフィジークへの転向がファンの間で囁かれます。
実際、ブランドン自身もクラシックフィジーク参戦には前向きなようです。
2021年のはじめにInstagram上で「クラシックフィジークとメンズフィジークの両方で優勝することができるとしたら誰か?」という話題が上がった際、下記のように応じており、クラシックフィジーク参戦を見据えている様子が見て取れます。
thought it was me. naw fr I’m Gunning to be the first MP and CP Mr.O. stay tuned
私のことだと思ったよ。今メンズフィジークとクラシックフィジークでの両タイトル獲得を狙ってるんだ。期待してほしい
宅(タク)
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経営者としても活躍
ブランドンヘンドリクソンは、フィジークで得た知名度を武器にBig Waves Fitnessという会社を立ち上げています。
もちろんフィットネス関連が事業の中心になっていて、
- コーチング/トレーニングプログラムの展開
- フィットネスアパレル販売
等を手掛けているようです。
スポンサーはDarc Sport
ブランドンヘンドリクソンはDarc Sportとスポンサー契約を締結しています。
宅(タク)
ブランドンヘンドリクソンの筋肉の秘訣
トレーニングメニュー
ブランドンが1回90分以上、あるいは週に5回以上、本格的にトレーニングをすることは珍しいといいます。
宅(タク)
ブランドンの有酸素&腹筋メニュー
- ハンギングレッグレイズ:15~20回×4~5セット
- ハンギングワイパー:15~20回×4~5セット
- シーテッドクランチ:15~20回×4~5セット
- ロープクランチ:15~20回×4~5セット
宅(タク)
また、コンテスト前の時期には、より強度を高めたトレーニングメニューを取り入れているそうです。
肩の筋トレメニュー
胸の筋トレメニュー
背中の筋トレメニュー
腕の筋トレメニュー
脚の筋トレメニュー
食事へのこだわり
ブランドンはコンテストに向けた期間は、ジャンクフード、砂糖、アルコールは摂りません。
また、年間を通した食事も加工品などは極力避けたクリーンなものが多いようです。
宅(タク)
筋トレモチベーションになる名言
The mind is stronger than the body. Trust that and watch what your body can do.
心は肉体より強い。このことを信じて、(心の強さのままにトレーニングをして)肉体がどこまでできるか見てみるんだ
Quitting is a foreign language to me.. I don’t comprehend
“やめる”なんて言葉は私にとっては外国語みたいなものだ。理解できないね