男性器(陰茎・睾丸)について、
- 平常時、勃起時の平均サイズ
- 左右の向き、反る角度などの形状
をまとめます。
宅(タク)
論文や公的調査といった統計データをもとにした平均値をまとめています

出典:石浜淳美(編著). (1974). SEXOLOGY. 新宿書房.
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陰茎(ペニス)の大きさ
陰茎(ペニス)の平均サイズ
陰茎(ペニス)のサイズの平均値は以下の通りです。
長さ
- 普段(平常時):約8.1cm
- 勃起時:約12.7cm
太さ(周囲の長さ)
- 普段(平常時):約8.2cm
- 勃起時:約11.5cm
亀頭部分のみのサイズ
- 長さ(普段):約2.8cm
- 太さ(普段):約7.9cm
膨張率(どれくらい大きくなるか)
普段から勃起時のサイズの変化は、人により約2.2〜3.4倍と差がありますが、平均は約2.8倍です。
ペニスの傾きやねじれの割合(左右)
ペニスはまっすぐではなく、傾いたり、ねじれたりしている場合があります。以下はその割合です。
傾きの方向
- 傾きなし:43.6%
- 左向きに傾いている:33.7%
- 右向きに傾いている:18.7%
ねじれ(念転)の方向
- ねじれなし:52.7%
- 左向きにねじれている:23.7%
- 右向きにねじれている:24.0%
勃起時の平均角度(上向きか下向きか)
ペニスが勃起した時の平均的な角度は、真下を0度として約116°です。これは水平よりも少し上を向く角度が平均的ということです。
男性器と体のサイズの関係(身長・鼻・口など)
ペニスの長さは体の以下の部位とやや関係があります。ただし太さとは特に関係がないことが分かっています。
- 最も関係があるのは身長で、背が高いほど長め
- 左右の目の間隔(内眥距離)にやや比例し、離れ目ほどやや長め
- 鼻下の長さ(人中)にやや比例し、鼻下が長いほどやや長め
- 一方、体重、口の大きさ、鼻の高さとは関係なし
睾丸(きんたま)の大きさ
睾丸の平均サイズ
一般的な日本人の睾丸のサイズは以下の通りです。
- 縦の長さ:約3.4cm
- 横幅:約1.7cm
- 厚み:約3.0cm
注意
これらの数値は、解剖による計測値であるため、生きている人の実際の測定値とはやや異なる可能性があります睾丸の高さ(左右の位置の差)
睾丸の左右の位置が違うことは自然であり、割合は以下の通りです。
- 左側が低い:56.6%(最も多い)
- 右側が低い:30.0%
- 左右同じ高さ:13.3%
精液の量と精子の数
1回の射精で排出される精液の量は2~6mlくらいで、平均すると3.3mlです。
また、その中の精子の数は平均3億個ですが、450万~20億個くらいと人によってかなり幅があり、平均にはあまり意味がないとされています。
まとめ
- 陰茎(ペニス)の平均長さは、平常時が約8.1cm、勃起時が約12.7cm
- 陰茎(ペニス)の平均太さは、平常時が約8.2cm、勃起時が約11.5cm
- 睾丸(きんたま)の平均は、縦の長さが約3.4cm、横幅が約1.7cmが、約3.0cm