ZwiftRun(ズイフトラン)とは?必要なもの/おすすめ対応トレッドミルも紹介

TV等のメディアで取り上げられることの多いVR(Virtual Reality)、いわゆる仮想現実空間はフィットネス業界にも進出しつつあります。

最近では、世界中のランナーとバーチャル空間で競走できるサービス『ZwiftRun(ズイフトラン)』が話題を呼んでいます。

そこで本記事では、ZwiftRunについて

  • ZwiftRunはどういったサービスなのか?
  • ZwiftRunを実際に使ってみた感想
  • 使うのに必要なもの&おすすめのアイテム構成

についてまとめます。

ZwiftRunとは?

家にいながらバーチャル空間でランニング

ZwiftRun(ズイフトラン)は、ZWIFT社が提供する室内ランニングソリューション。

バーチャル空間でロードバイク競争を楽しむサイクルサービス”ZWIFT”で人気を博した同社による、ランニング版のサービスといった位置づけです。

▲ランニングと連動してバーチャル空間のアバターが走ります

宅(タク)

バーチャル空間をランニングできて、単調になりがちなトレッドミルをより楽しめますね!
注意
2022年1月現在、ZWIFTは有料ですがZwiftRunのアプリは無料で利用することができます

グループトレーニングやランキング等のゲーム要素

トレッドミルで黙々と走っていてつまらなさや味気無さを感じられたことはないでしょうか。ZwiftRunでは、世界中のユーザとリアルタイムで競走を楽しむことができます。

さらにZwiftRunには、

  • ペースごとに分けられたグループラントレーニング
  • 走ることでのアバターレベルアップやアパレル等のアイテム入手
  • 他の参加者とのランキング

等の仕組みがあって、世界中の利用者との交流しつつトレーニングを楽しめます。

宅(タク)

チャットを通じて参加者同士のコミュニケーションもできます!

この他、仮想空間のステージ追加をはじめ、様々な要素の追加がなされたりとアップデートがあるのも魅力の1つといえるでしょう。

ZwiftRunを利用してみた

ZwiftRunに必要なもの

ZwiftRunを楽しむための最小構成

これまでZwiftRunを楽しむためには、トレッドミルだに加えてフットポッドやストライドセンサーといったオプション品を購入しトレッドミルに装着する必要がありました。

ですが、最近はこれらの機能がすべてトレッドミルに搭載されているものも登場しつつあります。つまり、必要なものはトレッドミルとスマホorタブレットのみです。

MEMO
Bluetooth規格がFTMSというフィットネス機器向けのプロトコルに対応している、かつトレッドミルにセンサ等の機能が埋め込まれているといったことが条件になるようです

こういったトレッドミルにはいくか種類がありますが、

  • 6万円程度と手ごろな価格帯
  • トレッドミルとしてはコンパクト
  • 心拍数のZwiftRunへの連携機能が備わっている

といった点でHORIZONブランドのトレッドミルTR3.0がよい機種だと思います。

MEMO
Zwif社によるZwiftRun対応の公式認証モデルは公式HPに掲載されています

ZwiftRunの利用方法

宅(タク)

外部の機器との連携は手間になりがち。その点、ZwiftRunを利用する際の手順はとても簡単でした!

ZwiftRunを利用するにあたっての具体的な手順は、

STEP.1
アプリを起動~Bluetooth接続

スマホでZwiftRunアプリを起動して、ランスピードメニューからトレッドミルに接続していきます

STEP.2
コースなどの選択

心拍モニターとの接続確認を終え、コースランを押したら後は走るだけです

STEP.3
走り始める

トレッドミルの速度を上げて走り始める

MEMO
トレッドミルの利用方法はZwiftを使わない場合と同じです

といった流れで、初回の設定には多少手間がかかるものの、以降は30秒とかからず使い始められる手軽さは魅力的だと感じます。

外部ディスプレイ表示や心拍数連携も

スマホの画面が小さく見えづらい時には、

  • HDMI変換端子/ケーブル
  • スマホのミラーリング機能

でZwiftRunの画面をテレビなどの外部ディスプレイに表示できます。

また、

  • Zwift対応スマートシューズまたはトレッドミルセンサー
  • Zwift対応フットポッド
  • Zwift対応ウォッチ

等を使うことで、非対応のトレッドミルをZwiftRun対応させる、心拍数をアプリ上表示する、外で走る際のデータを取得するといった使い方をすることもできます。

ZwiftRunの利用レビュー

色々な国の人との競争が楽しい

ZwiftRunの画面はスポーツ中継のようなレイアウトになっていて賑やかです。

画面なしで黙々と走っているより、退屈感がないのはもちろん(体験してみないと分かりづらいですが)やる気が沸いてきます


▲オリンピックの中継さながら、様々な視点を切り替えつつ楽しむことができます

周囲のプレイヤーの情報(ペース、走行時間等)、走っているコースなどの情報があることで、

  • 単純に視覚的に面白さが感じられる
  • 「あの人に付いていこう」「あそこまで頑張ろう」と目標を設定しやすい

辺りがやる気を出すポイントになっているなのではないかと思います。

MEMO
もちろん総走行距離/時間や走行ペースなど、通常のトレッドミルで見られる項目もそろっています

宅(タク)

ゆくゆくは、更なる盛り上げのために参加者同士が音声でつながったり、実況中継がついたりするかもしれませんね!

走ることに集中できることの良さ

今はYoutubeやテレビで気を紛らわしながらトレッドミルを使う人も多い気がします。ただ、動画を見ながらだと注意力散漫になってしまいどちらも中途半端になりがちなのも事実。

その点でいえば、ZWIFTを使いつつ目の前の”走る”という体験にフォーカスしてみることで得られる楽しみも多そうです。

宅(タク)

今目の前の体験に集中する、いわゆるマインドフルネス的な考え方に近いかもしれませんね!

ZwiftRun まとめ

  • ZwiftRun(ズイフトラン)は、ZWIFT社が提供する室内ランニングソリューション
  • 世界中のランナーとバーチャル空間で競走しながらランニングを楽しめる
  • ZwiftRunを利用するには対応のトレッドミルがあればよい

宅(タク)

ZwiftRun対応のトレッドミルとしては高コスパのTR3.0がおすすめです!