ダンベルのネジが緩るむ対策まとめ。イライラ解消の方法は?【スクリューネジ】

ダンベルでトレーニングをしていて一番イライラしてしまうのが、ネジが緩んでウエイトがズレ始めること。

宅(タク)

一番追い込みたい最後の方に近づくにつれウエイトがプルプルし始めて、トレーニングに集中できない!

そんなウエイトプレートのズレを防止する方法を色々試してみたので、効果的だったものを紹介します。

▼結論から言って着脱がラクで保持力もある「イージーカラー」をつけるのがオススメ

付属のカラー(留め具)はずれやすい

ダンベルを買ってついてくるカラー。プレートがバーからずれるのを防止するアイテムなのですが、初期でついているものは結構ずれやすんですよね。

特にアームカールなどバーベルに遠心力がかかるトレーニング、言い換えると手首を返すような動きを伴うトレーニングをすると徐々にカラーがグラついてしまいます。

MEMO
ちなみに初期付属のカラーにもいくつかタイプがあります。代表的なものは「丸型」「星形」の2つ。丸形は一見かっこいいですが滑って着脱しづらいのでお勧めしません。

宅(タク)

ここから下で対策をまとめてます!

ダンベルネジのゆるみ対策①:イージーカラーをつける

使い勝手と固定力のバランスから一番よいと感じたのがこの方法。

宅(タク)

イージーの名の通り着脱がいちばん楽。さらに1個500円と安い!

後述のノーマルカラーより多少固定力は劣るものの、ダンベルの重さが20kg以下であればこのクリップ式カラーで問題ないです。

ダンベルネジのゆるみ対策②:スプリングクリップカラーをつける

イージーカラー」の簡易版といった位置づけなのがスプリングカラー。クリップをぎゅっと握ると輪っかが開き、バーを通せるようになります。

スプリングカラーはバーとの接触部が少なく、少し保持力が心もとないです。

また、使い勝手もイマイチ。ウエイトトレーニングでは意外と握力も使うんです。なのでトレーニング後半になるにつれクリップを開くのがしんどくなってしまいます…

ダンベルネジのゆるみ対策③:ノーマルカラーを付ける

でっぱた部分についている取っ手をクルクル回して着脱するのが「ノーマルカラー」。保持力は高いですが、イージーカラーやクリップカールに比べるとつける手間がずいぶん掛かります。また、カラーそのものにも結構な重さがあるので重さの調節の際に考慮が必要です。

ダンベルネジのゆるみ対策④:ネジの緩め止め剤を利用する

ネジの滑り止め用の専用の液体を使ってみるのも方法の1つでしょう。

有名なのはロックタイトの242です。バーに塗ってネジをしめることで周囲の空気を押し出して密着性が高まりズレづらくなります。

宅(タク)

個人的にはべたつきが気になるので試していません…

ダンベルネジのゆるみ対策:その他の方法

ホームセンターで売っている固定具など、色々と試している人がいますが、正直どれもうまくいっていないです。

インシュロック(結束バンド)

created by Rinker
トラスコ中山(TRUSCO)

こちらはダメもとでやってみましたが、やっぱり固定する力はありませんでした。

木工用ボンド

固定はできるようですが外れなくなってしまいます。

宅(タク)

そりゃそうだ…

吊りバンド(塩化ビニール)を利用

しっかり固定するためにボルトを使うと着脱が物凄く面倒になってしまいます。
参考 ダンベルのバーベルプレート止め代わりに塩ビ管用吊りバンドを購入

フレンチプレスで使うときは要注意

ダンベルを垂直に立てる種目では特に、しっかりプレートが固定されいるか確認してからトレーニングを行いましょう。ズルッとずれて重りが落ちたら大事故ですので…

とはいえ、具体的な種目としてはフレンチプレスくらいかと思います。

山善のダンベルは注意

山善のダンベルは普通のダンベルとバーの太さが違います(通常のダンベルは径が28mmですが山善のものは25mm)。なので上にあげたスプリングカールなどは使えないため注意してください。

まとめ

  • ダンベルプレートを固定しているスクリューネジ緩みは、カラー交換で防止できる
  • トレーニング中のダンベルのプレートずれには「イージーカラー」がおすすめ
  • 扱う重量が20kgをこえるようなら保持力の高い「ノーマルカラー」がおすすめ