近くの市営ジムに置いてあるパワーブロックを時折使っているので、使い勝手をレビューしたいと思います。
宅(タク)
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パワーブロックのメリット(高評価なポイント)
メリット①:ネームバリューがある
3種類ある可変式ダンベルの中でもっとも歴史が長いのがパワーブロック。
また、正規品だと値段が他の可変式ダンベルよりもとても高いため、ネームバリューは高いダンベルといえます。
宅(タク)
また、パワーブロックこそ可変式ダンベルだ!それ以外なんて!と評価している古参のトレーニーが一定数いる気がします。(個人的には全くそんなことないと思うんですがね)
メリット②:重量変更でダンベル長が変わる
可変式ダンベルの一種、ボウフレックスタイプの場合、重さを調節してもダンベルの全長が変わりません。
なので、小柄な人が扱う場合、少し取り回しがしづらいといわれています。例えば、ワンハンドドローイングやフルスクワット等を行う際に床にダンベルが当たりやすいということです。
一方、パワーブロックは重さを軽くすればその分ダンベルが短くなるため扱いやすいです。
パワーブロックのデメリット(低評価なポイント)
宅(タク)
デメリット①:パワーグリップが使いづらい
重りが30kgを越えたあたりから握力がしんどくなってきます。
そのため握力補強のための「パワーグリップ、リストストラップ」という器具を使うのですがパワーブロックだと使いづらいんです。なぜならパワーブロックの持ち手はくぼんだ穴になっているから。
最近のモデルチェンジで少しだけ穴が大きくなりましたが、やっぱり使いづらいことには変わりありません。
デメリット②:ピンが服に引っかかる
使っていて地味に嫌だったのがこれ。パワーブロックは重量をピンの位置を変えることで変更するのですが、このピンがブロックから少しだけ出っ張っていて、ときどき洋服に引っかかります。
宅(タク)
と妨げになってしまうのは結構大きな欠点です。
デメリット②:ダンベルに手首が当たって痛い
主にサイドレイズでのデメリットなのですが、回数を重ねているうちにダンベルと手首が擦れて痛くなることがあります。
リストラップを巻けば解決するのですが、前述の通りパワーブロックはリストラップを巻きづらいという欠点もあるんですよね…
デメリット③:重量変更の手間
金属棒の抜き差しが面倒
パワーブロックは27段階での重量調節が可能です。ただ、細かな重量調節をするためには本体の金属棒の抜き差しが必要で、これが凄く面倒。
1分くらい重量調節に時間がかかってしまうため、可変式ダンベル本来のメリットの「お手軽さ」が全くありません。
金属棒の抜き差しをせずに変更できる段階数は9段階。他の可変式ダンベルよりも少なくなってしまい完全にボーフレックスの劣化版に成り下がってしまいます…
ピンの抜き差しも面倒
パワーブロックの重量変更は、本体にピンを抜き差しすることで行います。
このピンを地面と平行に差さないと上手く調節ができません。そしてこれが中名k難しく、慣れても時々ミスります。ダイヤルを回すだけのボーフレックスタイプの方がシンプルで楽だと思いました。
デメリット④:カラフル過ぎるデザイン
基本的にパワーブロックは見た目がカラフル。正直かっこいいとは言い難い…と思います。
デメリット⑤:(人によっては)重心がずれることによる違和感
通常のダンベルは受信が軸の中心にありますが、パワーブロックは軸からずれた位置に重心があります。
なので、人によってはサイドレイズなど遠心力が働く種目では感覚がくるって違和感を感じることがあるようです。
ただ、私はほとんど気になりませんでした。遠心力は勢いをつけた時にはたらくので、ゆっくり効かせるトレーニングをしている分には問題ないと思います。