懸垂は背中・腕を鍛えるのにうってつけのトレーニング。
自分の体重を使って大きな負荷をかけられるため筋肥大に効果的です。
宅(タク)
評価観点は
- 安全性(落下しない)←譲れないポイント
- 価格
- スペース
の3つ。
さんざん検討したのですが…結論から言って、安全に懸垂をできる器具はチンニングスタンド(ぶら下がり健康器)のみ。
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タップできるもくじ
自宅で懸垂をする方法 突っ張り型懸垂バー
ドア枠などにバーを渡して、突っ張り棒のように固定する懸垂バー。懸垂バーの中では安価なタイプです。
実際、安定性に難があるのか落ちるケースが散見されます。
▼見ているだけで痛い…
▼ゆっくり懸垂していても落下しているケースがあるのが恐ろしい
また、壁やドア枠を傷つけやすいのも難点。
特に、よくある内装の白い壁だと思いっきり凹むので絶対におすすめしません。家を壊さずに使えるのはコンクリート打ち放しや家の入口など金属の壁枠がある箇所くらいだと思います。
自宅で懸垂をする方法 懸垂バー(引っ掛け型)
ドア枠の表裏を器具で挟み込むことで固定するタイプ。「どこでもマッチョ」「ドアジム」が有名ですね。
▼体重の軽い女性でも落下の可能性はあります
動画を見て推測するに
- 勢いをつけるとバーが浮き上がって落ちる
- 構造上前後に揺さぶるような動きには弱い
といったところだと思います。
また、突っ張り型に比べるとドア枠への負担は少なそうですが、ドア枠がミシミシ言う・枠が歪んでドアが閉まりづらくなったという声もあったりとダメージがあります。
また、そもそも設置条件が厳しく、うまく条件に合致する人が少ないです。
- ドア枠の左右に数十cmの空間がある
- 窓枠の段差が1.5cm以上ある
特に後者の枠の段差は、ほとんどの人は1cm以下となっていて要件を満たさないはずです。
宅(タク)
一応、段差が1cm以下でも一応取り付けは可能なようですが、普通に落下するので絶対やめておいた方がいいです。
▼実際、筋トレYouTuberのサイヤマングレートも見事に落下していました
自宅で懸垂をする方法 チンニングスタンド(ぶら下がり健康器)★おすすめ
その他の懸垂バーと比べると多少割高ですが、実売価格は1万円弱。
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チンニングスタンドはスペースをとるのが難点ですが、間取りを上手く活用することで節約が可能。
具体的には、懸垂器の一部をベッドの下へ潜り込ませるのがよいです。
身長やベッドの高さにも依りますが足を引き上げて懸垂をすれば問題なくできる人が多いと思います。
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また、ほぼ同じ値段でWASAIのバーベルスタンドが購入可能です。
その他の方法
- DIYで作成する
- 天井からぶら下げる
といった方法がありましたが安全性・手間・コストから考えてよいと思えるものは一つもありませんでした。
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まとめ
- 懸垂(チンニング)を自宅で行う方法を検証した
- 安全に懸垂ができるのはチンニングスタンドのみ