サッカーボールを用いたリフティングについて、連続でできる平均回数をまとめます。
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リフティングとは?
ボールを落とさずに繰り返し弾ませるサッカーの基礎練習
リフティングは、足や膝、胸、頭など身体の一部を使ってサッカーボールを地面に落とさずに繰り返し弾ませる技術や練習方法のこと。
ボール感覚やコントロール能力を高めるため、サッカーの基礎練習として広く行われます。
リフティングの平均回数
小学生のリフティング平均回数
サッカークラブに所属する小学生男子15名(4~6年生)を対象にした調査によると、リフティングの平均回数は17回でした。
宅(タク)
- 全日本少年サッカー大会では弘前地区で第4位
- 全日本少年フットサルバーモントカップでは弘前地区準優勝
の成績を残していて調査内では中級レベルとみなされています
出典:熊谷大輔. (2010). サッカーのスキルテストの妥当性の研究 : 実際の競技能力との関係を考慮して (修士論文). 弘前大学大学院教育学研究科.
サッカー未経験の小学生男子について、リフティング平均回数を調べた調査は見つかりませんでした。
中学生のリフティング平均回数(サッカー未経験含む)
中学生男子62名(うちサッカー部36名)を対象にした調査によると、リフティングの平均回数は
- 中学1年生:5.3回
- 中学2年生:16.3回
- 中学3年生:47.1回
でした。
出典:後藤幸弘, & 北山修. (2003). 中学生におけるリフティング能力とゲームパフォーマンスとの関連. 兵庫教育大学研究紀要, 26, 75–82.
なお、この調査ではサッカー部のみ、サッカー部以外のみの平均回数については調査されていません。
大学生のリフティングの平均回数
大学のサッカー部に所属する大学生男子15名(1~3年生)を対象にした調査によると、リフティングの平均回数は21回でした。
宅(タク)
このサッカー部は、
- 青森県大学・高専リーグで優勝
- 総理大臣杯青森県予選でベスト 4 進出
- 秋の東北地区大学サッカーリーグ 2 部Aで準優勝
の成績を残していて調査内では東北地区の大学の中級レベルとみなされています
出典:熊谷大輔. (2010). サッカーのスキルテストの妥当性の研究 : 実際の競技能力との関係を考慮して (修士論文). 弘前大学大学院教育学研究科.
サッカー未経験の大学生男子について、リフティング平均回数を調べた調査は見つかりませんでした。
まとめ
- リフティングの平均回数は、データが限られ調査ごとにバラつきが大きい
- 小規模な調査であること、調査ごとに測定方法がまちまちであることが要因と思われる
- ひとつの目安として、サッカー経験者男子であれば連続して15~20回程度が平均と思われる