パワーラックを自作する方法まとめ。費用をもとにコスパも検証

既製品のパワーラックより安く済ませたい、あるいはサイズがちょうどいいラックを作りたい。

宅(タク)

だったら…自分で作ろう!

そんな思いでパワーラックを自作する人が少なからずいるようです。私も以前、興味があって調べてみたのですが、結局は既製品を買うことに決めました

ですが、せっかくなのでその時に検討した

  • パワーラックを自作(DIY)するのに必要な予算
  • 自作をすることによるメリットデメリット

について本記事でまとめておきます。

▼最安の組み合わせについては「【コスパ重視】最安でパワーラックを実現する組み合わせは…【ベンチ台&ラック&バーベル+プレート】」にまとめました。

【コスパ重視】最安でパワーラックを実現する組み合わせは…【ベンチ台&ラック&バーベル+プレート】

▼ダンベルやバーベルの自作については「ダンベルやバーベルを自作(代用)する方法|コロナをDIYで乗り切ろう」にまとめました

ダンベルやバーベルを自作(代用)する方法&コスパ検証

パワーラックを自作する方法は大きく2つ

鉄の角材を溶接してつくる


まずは鉄の支柱を加工して既製品とほぼ同じ見た目のパワーラックをつくる方法ですが、これは非常にハードルが高いです。

まず、鉄に大きな穴をあける専用の器具、工事現場で使うような溶接用の器具が必要になります。加えて工具や高度な技術が求められるため、普段からそういった仕事に従事している人以外はまず出来ないと思った方がいいでしょう。

メルカリなどのフリマショップに出品されていることもありますが、価格は総じて高めなので買うメリットはないかと思います。

単管パイプを使ったパワーラック

 

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普通の人でもできるのがホームセンターなどで手に入る単管パイプでパワーラックを組む方法。

宅(タク)

ちょっと見た目がダサいですが、値段は2~3万円程度に抑えられるようです。

短管パイプは長さを揃えるために切断が必要ですが、ホームセンターで数百円程度でやってもらえます。

パイプ切断後はレンチなどの一般的な工具があればOKです。

パワーラックを自作するデメリット

自作のパワーラックは安上がりなことを踏まえても、正直なところデメリットが目立ちます。

まずは見た目がダサいこと。カッコいいトレーニング器具は持っているだけで、所有欲を満たしてくれますが、自作したパワーラックだと嬉しさは半減しそうです。

それより問題なのが機能面。セイフティーバーやバーベル受けの高さ調節がとても面倒なんです。高さ調節の際には、ボルトの開け閉めが必要になります。

宅(タク)

種目を変えるごとに毎回レンチやスパナを使うなんてやっていられなくないですか??

少なくとも私はとてもやっていられそうにありません。

単管パワーラックの強度

  • パイプそのものの強度は300~400kg
  • クランプ(バーベル受けやセイフティーバーに使う部品)の強度は300~500kg

部品自体の強度は十分にあるようです。

▼クランプ

参考 単管パイプ 参考 単管クランプの種類と使い方|単管パイプの組み方と寸法・規格・強度について

パワーラックを自作するのに必要な材料

自作パワーラックは単管パイプと各種クランプの2つで作成できます。

パイプの本数としては、作るパワーラックの形にもよりますが最低でも以下の13本は必要かと思います。

  • 2m×4本(支柱用)
  • 1.2m×3(横幅渡し用)
  • 1.1m×6本(奥行用)

まとめ

  • 普通の人でも単管パイプを使ってパワーラックを自作できそう
  • 材料費は2~3万円ほどと安い既製品より1~2万円ほど安め
  • セイフティーバーやバーベル受けの使い勝手は悪くなる
  • 総合してパワーラックは自作より既製品がおすすめ