筋トレ用のラックを選ぶ上でのポイントはなんと言っても安全性です。
特に、ハーフラックはコンパクトな分しっかりした作りのものを選ぶ必要があります。
宅(タク)
そこで本記事ではハーフラックを選ぶ際に「避けるべきラック」をご紹介します。
タップできるもくじ
左右のバーが独立しているハーフラック
「左右独立型のラックは避けること」この記事で一番伝えたいのがこの一点です。左右がつながっていない分、剛性が下がり、安定性が非常に悪くなります。
また、一見コンパクトに収納できて良さそうに見えるものの、使う際に毎回位置を合わせる必要があってかなり面倒。利便性も高くありません。
宅(タク)
GronG(グロング) バーベルスタンド
恐らくラック類の中で最安の部類に入るGronG。左右別々にポールが分かれていて不安定です。
BODYMAKER(ボディメーカー) セイフティースタンド2
手頃なトレーニング器具を多く出しているボディメーカー。中でも最安値のラックがセイフティースタンド。こちらも独立型で安定性に欠けますね。
後述しますが、もう少し値段を上げれば凄くいいハーフラックを出しています。
バーベル受けがポールの先端にあるハーフラック
通常、ラックへバーベルを戻す際にはポールにバーベルを押し当ててからスライドさせてバーベル受けに戻します。
しかし、バーベル受けがポールの先端にあるハーフラックの場合、こういったことができません。言い換えれば「ピンポイントでバーベル受けの位置にバーベルを合わせないとバーベルが落下」してしまいます。
宅(タク)
多少余力を残しつつトレーニングをするなら使えないことはないのですが、全力を出し切るトレーニングをするのは困難でしょう。
GronG(グロング) ハーフラック
Amazonのハーフラックでは売れ筋になっています。
IROTEC(アイロテック)スクワットラック
こちらはセイフティーバーが付いていないのも難点ですね。
セイフティーバーの高さが変更できないハーフラック
ハーフラックの中には、セイフティーバーが本体の一部になっていて高さを調節できないタイプのものもあります。
自分の体格に合わせて追い込みができなくなるのでこういったラックは避けましょう。それなりに値段のするハーフラックでも見かけるので要注意です。
EVERNEW(エバニュー) スクワットラック
市営ジムにも時々置いてある業務モデル。私自身も使ったことがあるのですが、セイフティーが動かせないので使いづらかったです。
WILDFIT(ワイルドフィット) NEWスクワットスタンド
WILDFITのスクワットスタンドは手ごろな値段ですが、やはりセイフティーの高さが固定式。加えて、ポール間の幅が75cmと狭いので窮屈ですね。
おすすめハーフラック
という言葉が聞こえてきそうなので、最後におすすめのハーフラックをあげておきます。
POWERTEC ハーフラック
宅(タク)
▼「パワーテック(POWERTEC)のハーフラック3年間使った感想レビュー&デメリットとその対策も」に詳しいレビューも載せているのでご覧ください
パワーテックのハーフラックを3年利用した詳細レビュー
BODYMAKER(ボディメーカー) マルチラック2
上に書いたNGポイントは避けているハーフラックの中では恐らく最安。
価格を抑える分、バーベル受けのラバー(ゴム)部がすぐダメになる、塗装ムラがあるといった点は諦める必要がありますが、コスパでいえばアリなハーフラックだと思います。
WASAI ハーフラック MK780
パワーテックのハーフラックの廉価版といったところでしょうか。パイプ管でつくってコストカットを図っているようです。本体重量は35kgとそれなりに重さがあって安定していそう。
ただ、製品ページでデッドリフトとベントオーバーローを間違えています。正直、トレーニング種目名さえ把握していないメーカーの器具なんて買いたくない。と個人的に思います。
まとめ
- 買ってはいけないハーフラックは左右のポールが独立したもの、バーベル受けがポールの一番上についているもの、セイフティーの高さが変えられないものの3点
- おすすめハーフラックはパワーテックのWR-HRシリーズ