ビッグラミーとは?プロフィール/身長&体重/噂まで特集【マムド・エルスビエイ】

オリンピア2020年で16代目のミスターオリンピアに輝いたボディビルダー。

『ビッグラミー』

新チャンピオンについて、

  • プロフィール
  • オリンピアの座に就くまでの経歴
  • 噂&エピソード

をまとめました。
【結果速報】ミスターオリンピアとは2023年&2022年までの大会の結果まとめ

ビッグラミーが2021年のミスターオリンピアに

ディフェンディングチャンピオンとして2021年のミスターオリンピアに臨んだビッグラミー。

結果、みごと優勝を果たしミスターオリンピア連覇を達成しています。

ビッグラミーとは?

ビッグラミーはIFBBプロのボディービルダー。
世界一のボディビル選手を決めるコンテスト、ミスターオリンピアで2020年から連覇を続けている現役チャンピオンです。

宅(タク)

名前の通り大きな体が特徴で他の選手より一回り大きいのがわかります!


▲左から2番目がビッグラミー

本名は「マムド・エルスビエイ」

実はビッグラミーの本名は、マムド・エルスビエイ。

そのすさまじいバルクが話題になってBig Ramy(ビッグ・ラミー)と呼ばれています。

宅(タク)

特にラミーの大腿の発達は圧巻。素人目にも他の選手より明らかに大きいのが分かります!

プロフィール&ボディビル戦績

プロフィール

  • 本名:マムド・エルスビエイ
  • ニックネーム:ビッグラミー
  • 身長:175cm
  • 体重:134~141kg
  • 腿周り:90cm
  • 腕周り:61cm
  • 出身:エジプト
  • SNS:公式HPTwitter / FacebookインスタYoutube

ボディビル戦歴

  • 2012年 Kuwait Golden Cup 優勝
  • 2012年 Amateur Olympia 優勝
  • 2013年 New York Pro Championship 優勝
  • 2013年 Mr. Olympia 8位
  • 2014年 New York Pro Championship 優勝
  • 2014年 Mr. Olympia 7位
  • 2015年 Arnold Classic Brazil 優勝
  • 2015年 Mr. Olympia 5位
  • 2015年 Arnold Classic Europe 4位
  • 2015年 EVLS Prague Pro 2位
  • 2016年 Mr. Olympia 4位
  • 2016年 Arnold Classic Europe 2位
  • 2016年 IFBB Kuwait Pro 優勝
  • 2016年 EVLS Prague Pro 2位
  • 2017年 Mr. Olympia 2位
  • 2017年 Arnold Classic Europe 優勝
  • 2018年 Mr. Olympia 6位
  • 2020年 Mr. Olympia 優勝
  • 2020年 Arnold Classic 3位
  • 2020年 Mr. Olympia 優勝
  • 2021年 Mr. Olympia 優勝

ビッグラミーの経歴

幼少時代


エジプトのアレクサンドリアで生を受けたビッグラミー。

彼が育ったエリアはエジプトの中でも貧しい地区で、ビッグラミーの家庭も例外ではありませんでした。

そこでビッグラミーは家計を支えるため、小さい頃から漁師として働くことを余儀なくされました。

筋トレ・ボディビルとの出会い

成人してからも漁師生活を続けるビッグラミー。通い始めたジムが「Oxygen Gym(オキシジェンジム)」。

このジムを選んだことがラミーの人生の一つのターニングポイントとなります。

Oxygen Gymは、今やボディビルの聖地ともよばれる名高いジム。当時からボディビルに対する熱の入れ方には相当なものがありました。

そんな環境でトレーニングを始めたビッグラミーは、おのずとボディビルに興味を持ち始めます。

MEMO

Oxygen Gymは、オーナーであるバーダー(Bader Bodai)氏が

  • カイ・グリーン
  • デニス・ウルフ
  • デニス・ジェームス

といった数多くの有名ボディビル選手を招き入れてセミナーを開催したことで名が広く知れ渡りました

筋トレ開始3年でプロに

トレーニングを開始して以降、筋肉をつけることにおいてビッグラミーは類まれなる才能を魅せます。

  • 1年間で40kgのバルクアップ
  • アマチュアオリンピアでいきなりの優勝
  • 3年間でのプロデビュー

とその逸話にはいとまがありません。

アマチュアオリンピアでの功績が認められたラミーは、プロカードを手にして本格的にボディビルダーとしてのキャリアを歩み始めます。

プロデビュー戦での優勝

プロボディビルダーとしてのデビュー後もビッグラミーの勢いは止まりません。

プロデビュー戦であるニューヨークプロでいきなりの優勝。

宅(タク)

優勝候補のビクター・マルチネスに9ポイントの差をつける断トツの優勝でした!

ミスターオリンピアでの挫折

プロデビュー初戦を皮切りに数々のタイトルを手にしたビッグラミー。

世界最高峰のコンテストであるミスター・オリンピアには2013年から出場し8⇒7⇒5⇒4⇒2位と2017年まで毎年順位を上げる活躍を魅せます。

満を持して出場した2018年。「今年こそは優勝を」というファンの期待も背負って出場するも結果は6位と惨敗。

宅(タク)

コーチの話によると、このことでラミーは大きな精神的ダメージを受けたそうです

休養にあてた2019年

オリンピア敗戦の翌年2019年、ラミーはコンテストに出場しませんでした。

精神的に消耗していることを見透かしたコーチのニール・ヒルが、オフシーズンにするようラミーに勧めたからだそうです。

宅(タク)

肩の古傷完治に時間をかけるためという目的もありました

本人は出場したいという思いもあったようですが、結果としてこの年に休養をとったことが2020年の活躍につながります。

2020年 悲願のオリンピア優勝


休養明けの2020年。

といった強者が集まる中、ビッグラミーはついにミスターオリンピアの頂点に輝きました。

宅(タク)

“あそこまで大きくかつ絞れている選手を見たら「純粋な筋肉の大きさを評価せざる得ない」”
そうファンに言わしめるほど、文句なしの優勝といえました

ビッグラミーのエピソード&噂

年間40kgのバルクアップ?

ビッグラミーの筋肉成長スピードには目を見張るものがあります。

2011年のコンテスト登場時には90kg(200lbs)だったところ、翌年では130kg(286lbs)と1年間で40kg近くのバルクアップを果たしています。

ビッグラミーは結婚している?

ビッグラミーは結婚していて、3人の娘さんにも恵まれています。

ビッグラミー憧れのボディビルダーは?

ビッグラミーは過去のインタビューで、ドリアン・イェーツやビクター・マルティネスが好きなボディビルダーだと明かしています。
ドリアン・イェーツとは?身長&体重/経歴/エピソードまで大特集

宅(タク)

ラミーと同じくバルクが強みのドリアン・イェーツに憧れるのはわかる気がします!

ビッグラミーはオリンピアを連覇できない?

  • 減量に失敗して筋肉が落ちてミディアム・ラミーになってしまったり
  • 反対に大きいけれど絞りれなかったり

ビッグラミーはコンテストでの仕上がりにムラがあります。

なので、一部のボディビルファンの間では「連覇を続けるのは難しいのでは?」と囁かれます。

もちろん、更に大きくパワーアップして絶対王者として君臨する可能性も。特に、背中の下部やカーフにはまだ改善の余地があるといわれます。

宅(タク)

「このチャンピオンを長く守る」そうインタビューで答えているラミー。この先のビッグラミーがどうボディビル界隈を盛り上げてくれるのか、楽しみですね!

ビッグラミーの名言

今いる場所は憧れた場所とは違うかもしれない。けれど、昔と変われたことには神様に感謝しなきゃな。
(I may not be where I want to be, but Thank god I am not where I used to be.)

強くならなきゃならない。それから、全力でやればお前は何でもできるんだ。
(You have to be strong and know that you can do anything you put your mind to.)

他人がお前をどう思うかで自分のあり方を決める必要はない。そんなのは単に無視すりゃいいんだ。
(Other people’s opinion of you does not have to become your reality. Just don’t listen.)