円盤投げの平均記録は？学年/男女別に推定記録をまとめ

陸上競技の投擲種目である円盤投げについて、

をまとめます。

宅(タク)

普段運動をしていない人から陸上競技を専門で行ってる人まで、全体の円盤投げの平均記録です！

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円盤投げの平均記録とは？

走り幅跳びや50m走などの体力種目の平均記録に関する調査として、スポーツ庁が毎年行っている新体力テストが知られています。

一方、円盤投げの記録を統計的に調査したデータは知られていません。

宅(タク)

そこで本記事ではスコアリングテーブルを使って円盤投げの平均記録を推定します！

スコアリングテーブルは、陸上競技の国際団体であるWorld Athletics(通称：世界陸連)が公開する、陸上競技の種目間の記録を換算するツールです。

今回は、このスコアリングテーブルを用いて円盤投げの平均記録を推定しました。なお、推定には同じく瞬発力が求められて、平均記録の統計データが存在する走り幅跳びの平均記録を用いました。

注意

瞬発力という共通性はあるものの、跳躍種目と投擲種目であり両者は種目特性が異なります。あくまで平均記録は推定値としてご参考ください

注意

一部の学年で女子の方が高い平均記録となっているのは、扱うやりの規格(重さと長さ)が男女で異なるためです

円盤投げを本格的に行う場合には体を回転させて投げるフォームが一般的ですが、小学生にとっては技術的な難易度が高い可能性があります。

小学生にとっては、円盤投げではなくジャベリックボール投げの方が取り組みやすいといえるかもしれません。

宅(タク)

小学生が円盤投げで用いる円盤の規格(重量)は定められていません。このことからも円盤投げに取り組むことがあまり想定されていないことが分かります

男子の場合は、学年があがるにつれて円盤投げの平均記録はのびていきます。一方女子は、中学3年間を通してほぼ記録が変わらずに停滞する様子が見てとれます。

なお、多くの陸上競技大会では高校から円盤投げが種目として採用されるため、中学の間は円盤投げの大会に出る機会はそこまで多くないかもしれません。

陸上競技においては、高校から円盤投げが正式に種目として採用されます。そのため、専門的に円盤投げを行う人との記録差が大きくなるのがこの頃だと思われます。

なお、男子の場合、中学生と高校生では扱う円盤の重さが異なります。上記の平均値ではこのことを加味していないため、実際には中学から高校にかけて記録が1度落ち込む可能性があります。